[2018/10/08]バツクラ
あなたとごはんを:二人と元彼 / バツクラ / 文庫ページメーカー 朝、部屋の中がいつになく静かで、世界に誰もいなくなったのかと思った。「……って、なんだ、クラウド起きてないのか」 だがそれもすぐに錯覚だと理解した。い…
あなたとごはんを:二人と元彼 / バツクラ / 文庫ページメーカー 朝、部屋の中がいつになく静かで、世界に誰もいなくなったのかと思った。「……って、なんだ、クラウド起きてないのか」 だがそれもすぐに錯覚だと理解した。い…
大人の男の人のにおいが苦手なクラウドちゃん / バレクラ / 文庫ページメーカー は、という音がした。 唇が震えて、熱っぽい吐息が零れる。普段白い頬に朱が差し、魔晄の瞳がとろんと溶ける。それまでかろうじてタオルを掴んで…
ブラッシングしてほしいナナキ君 / ナナキ+クラウド / 文庫ページメーカー 荷物に鼻先をつっこんでかき回し、目当ての物を引っ張り出すと口に咥え、ナナキは大急ぎで甲板から飛び下りた。そして、人にぶつからないように気をつ…
飛びつくバッツ君 / バツクラ / 文庫ページメーカー いつものふわふわ後ろ頭が見えたので、全速力でダッシュしてそのまま飛びついた。別に筋骨隆々というわけでもないのに、速度に乗ったバッツの体重を受けても特に体勢を崩すこ…
夜這いに来たレノさんと保護者バレットさん / レノクラ / 文庫ページメーカー 「よう」 宿屋の階段を堂々と上がってきた男に声をかけたら、その赤毛の男はさして驚いた様子もなく「よっ」と答えた。「なんだ、お出迎えか?」「……
太陽みたいなバッツ君 / バツクラ / 文庫ページメーカー 太陽のような、という形容詞がこれほど似合う男も珍しい。いつも笑っているようなものだが、にぱっと思いっきり笑ったときの笑顔は周囲が明るくなったかと錯覚するほどで…
ミディールのアバランチ組 / バレクラ / 文庫ページメーカー 初めて腕の中に抱いた体温はひどく軽かった。「ね、バレット、ちょっと抱っこしててくれる? シーツ換えるから」 そうティファに言われるがまま、クラウドを抱き上…
テーブルマナーを教えるリーブさん / リブクラ / 文庫ページメーカー 「上達しましたね」 ふとそんなことを言われ、クラウドは思わず視線を上げた。ふっくらと焼き上げられたおいしそうな魚から一転、視界に現れたのは穏やかな笑…
斜陽の日々:弱りゆくクラウドちゃんと押しかけバッツ君 / バツクラ / 文庫ページメーカー 夜明けと同時に目を覚ましたバッツは、軽くのびをすると静かにベッドを抜け出した。「今日も良い天気になりそうだなぁ。……っふぁ」 …
あなたとごはんを:まだ友達 / バツクラ / 文庫ページメーカー 「お前よお、最近なんかあったか」 伝票へのサインをぼんやり待っていたら突然そんなことを聞かれて、思わず「は?」という威嚇のような声が出てしまった。「なんで…