イフの浜辺
ありえるかもしれない未来、分岐の向こう側のハスタと自機 ※匂わせCPと死ネタがあります 隊長の朝は遅い。 自分が起き、猫たちにごはんをやり、朝ごはんの支度を整え、隊服に着替えてコーヒーを淹れ終わって少ししてからようやく…
ありえるかもしれない未来、分岐の向こう側のハスタと自機 ※匂わせCPと死ネタがあります 隊長の朝は遅い。 自分が起き、猫たちにごはんをやり、朝ごはんの支度を整え、隊服に着替えてコーヒーを淹れ終わって少ししてからようやく…
帝国if お見舞いに来たスウィフトさんとボルセルさんスウィフトさんのやらかしとも言う シェーダーは耳が良い。 今まで話として何度も聞いたことがあるし、そういった場面には遭遇していたからわかってはいたが、一緒に暮らしてい…
帝国if 同盟軍の若いのがつけてきた 冬の寒い日、互いの体温を分け合うようにぴったりとくっつく二人の姿は、それはそれは仲睦まじい恋人同士に見えた。背の高いエレゼンの男性は、傍らを歩くミッドランダーの男性の肩を抱いて、歩…
帝国if 牧羊犬みたいなお医者さんと 技術の進歩は素晴らしい。少し前まで自分の名前すら言えず、ただ椅子に腰掛けてぼんやりとした視線を漂わせているだけだった患者が、今は手すりに掴まりながらも自分の足で立って出迎えができる…
こーはくさんが薬漬けの夢見たっていうから出張から帰ってきたら薬漬けになってた話 泣き声が聞こえる。 階段を登り、半ばに差し掛かったあたりから、キーンの耳は泣きわめく声を拾っている。隣を歩いているスウィフトは何も聞こえて…
※暁月のフィナーレネタバレあり!※ 帝国if 最後の作戦の話 こーはくさんのツイートにのっかった部分がありますいつもありがとうおいしい 足を持ち上げ、前に出し、そして体重をかけて踏み出す。倒れる前にもう片方を、同じよう…
召喚士の片目がとられた話 「……テメェなんだそれ」 最初に口から出てきたのは、遅かったなという言葉でも待ちくたびれたという文句でもなく、ただただ狼狽えた声だった。向けられた先はいつも通り、隣に座った緑頭だ。彼はかけられた…
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隻眼の召喚士の話 モブ視点 曰く、帝国には見えない「線」がある。 属州民とガレアン人。軍人と一般人。ほか、さまざまな「線」が区分けとして存在するというのは、同盟軍であればよく知っていることだ。だが、それら意外にも、ある…
元帝国将校と、元帝国将校が引き取った召喚士の話宛名のない手紙 拝啓、よく笑いすぎて噎せていた将校殿へ。 届くかどうか解らない手紙をこうやって書いてるのもだいぶん滑稽だけど、何か残せる人がほかにいないから許してほしい。何…