続・将軍と配達屋
コルクラ / クラコル / リブクラ / pixiv クラウド・ストライフはコーヒーが好きではない。 だが、あいにくこの喫茶店にはコーヒーしかないようで、クラウドは渋々——といってもできるだけ表情には出さないようにして…
コルクラ / クラコル / リブクラ / pixiv クラウド・ストライフはコーヒーが好きではない。 だが、あいにくこの喫茶店にはコーヒーしかないようで、クラウドは渋々——といってもできるだけ表情には出さないようにして…
コルクラ / クラコル / リブクラ / pixiv 「——わからない」 それが配達屋の答えだった。いつものように我が物顔で部屋に入り込んできて、当然のように夕食をせびっていき、そして最終的には全裸で寝床に滑り込んだ配達…
リブクラ / pixiv WRO局長は、悩むと彫像になる。 神羅カンパニーの時代から彼の元についている秘書官にとっては、それは見慣れた光景だ。重役会議の前の日などにはよく見かけていた光景だったし、今も重大な決断が必要な…
グラクラ / pixiv クレイラスと言うらしかった。 突然聞いたことがある声が聞こえて足を止めたのがそもそもの始まりだった。柄にもなく耳を澄ましてその声の方向を見てみたら、明らかに偉い人とわかるような姿の男が、黒い制…
リブクラ / pixiv ※あがたさんからのリクエスト すべては彼の思惑通りに進んでいた。 リーブ・トゥエスティはその日の仕事をつつがなく終えると、秘書官たちに後を任せて執務室を出た。もちろん、「早めに切り上げて帰って…
WRO 特別収容プロトコル (6) / リブクラ / pixiv 「——こんばんは。まだやってますか?」 店を閉める間際に聞こえた渋い声に、彼は顔を上げる。そして、一日の仕事で疲れていた顔をほころばせ、「どうぞ」と中へ招…
リブクラ / アバランチ組 / pixiv ——穏やかな初夏の日だった。 午後の予定を早々に終えたリーブ・トゥエスティは、その日最後のタスクを片づけるため、端末の電源を落とした。「後はよろしくお願いします」「はい、了解…
WRO 特別収容プロトコル (5) / リブクラ / pixiv ※流血表現あり お久しぶりです、なんて優しい声をかけられると、いつもぼろぼろと涙がでてしまう。特別涙腺が弱くなってしまったわけではないのに、リーブに会う…
リブクラ / pixiv 彼は静かだ。 今までも積極的にしゃべるようなタイプではなかったが、今は輪をかけて静かだった。与えられた部屋の床、お気に入りのタオルケットの上に座っている彼は、朝から晩まで、話しかけても何もしゃ…
リブクラ / セフィクラ / pixiv 「セフィロスは来てませんか?」 それが、リーブが部屋に入って聞く最初の言葉だった。体調を崩していようが元気だろうが、部屋の外だろうが中だろうが、その一言だけは全くぶれることがな…